小学校や中学校のしごと体験教室に行くようになって、子供さんたちは大抵「知らなーい」と言います。
まあそりゃあ、見上げなきゃわからんもんねえ。家を見上げる機会って考えてみたらそうそうない。
瓦やさんはお仕事だから、出かけても町中の屋根ばっかり気になるもの。
一般の人達には、昔施工された瓦が台風で飛んだり、地震で落ちたりしないと、あまり気にするところではないのが現状でしょう、たぶん。
申し遅れました、私は岐阜県の葺き師さんたちの組合の事務局をしている一般ユーザーです。

結構忙しく国や県、関係機関の書類や会議の書類、申請、パシリも。。なんでもやって飛び回っていますので思い立った時しか現れませんが、もしこのブログを見てくれた人がいたなら本望です。

地震で落ちるのは、建築基準法が改訂される前の昔昔の施工法。
今の新築の家で瓦がバラバラに落ちる画像は見受けないですね。
新工法は「標準設計施工ガイドライン工法」で施工されているはずです。
国総研という国の研究機関も認めた工法で、今の瓦やさんは施工しています。
だから今は、瓦屋根でも丈夫いです。建物を安く仕上げる為に設計士さんも工夫するからか、壁量が少ない。
壁量が少ないと軽い板金屋根でも倒れます。これも実験済みです。
私がいちばん言いたいのは、最近日本の四季って、春と秋が短くなりましたよね、というか夏日が多いんです。そんな時は大活躍するのが「エアコン」ですよね。
「瓦」って鉄と違って焼き物だから、熱を伝えにくいし、どしゃ降り


エアコンの効きが良くないと電気代かかってしゃあないのは嫌じゃないです

夏は電気代で家計がひっ迫しますから、屋根は、熱を伝えにくい「瓦」の方が断然いいんです

住宅内での工夫は他にもあります。ガラスにある程度の遮光シートを貼るとか、オーランドなので日除けを設置したり。うちは両方やってます(笑) 家がとても古い(築80年以上やと思います)のでそこそこさまになるよう工夫してます。
あ、、そろそろ夕飯の支度せなんのでまた


お伝えしたいことがいーっぱいあるので、また来ます。
だれか見てくれてるといいなあ。。。
